1: 砂漠のマスカレード ★@無断転載は禁止 2017/05/15(月) 10:54:52.87 ID:CAP_USER9
1990年代に人気を誇った料理番組「料理の鉄人」(フジテレビ系)。
プロ料理人たちの熱い対決に触発され、台所に立って包丁を握った向きも多いのでは。
同番組の解説で視聴者を楽しませていたのが服部幸應さん(71)だ。
07年、日刊ゲンダイなどの報道をきっかけに血筋や経歴問題などで騒がれ、最近はあまり見かけない。今どうしているのか。

■講演の予定は半年先までびっちり

会ったのは、JR代々木駅から徒歩3分の「服部栄養専門学校」。
別館1階のおしゃれなアトリエ「ラトリエ ドゥ ハットリ」で迎えてくれた服部さん、さぞや本紙を恨んでいるのでは……。

「取材を断ろうか、とも考えました。でも、せっかくだからこたえようと。どうしたって、いろんなことを言われるのだから。最近じゃ、インターネットで勝手なことを書かれています。
インターネットでは誰が書いているのかわからないし、一方的で反論ができない。これじゃあ冗談も言えない。おかげで、つまんない人間になっちゃった」

服部さん、悔しそうにこう言った。あの騒動がきっかけでテレビでの露出が減ったのか。

「いえ、依頼は月に10本くらいあります。でも、レギュラーじゃないとタイミングが合わず、出演できるのは2本くらいなんです。
審査員長を務める料理コンクールが年間40本、講演が多いときで年間180本あり、講演は半年先まで入っていますから。
どこへ行っても日帰りするので、学園には毎日来て、本館にある校長室で決裁業務をしたりしています」

■コンクールでは「1度に2キロ食べる」

本業の学校経営は、少子化の時代にもかかわらず順調だそうだ。

「学生の数は現在1200~1300人。もちろん、努力しなければ学生は集まりません。
明るいムードづくりをし、学生たちには挨拶をきちんとするよう指導しています。
ボクはショートスリーパーで、朝3時に寝て5時に起きる毎日。32歳でこの学校を母から引き継いで40年間、休んだのは10日くらいです。
これまで大病はしていませんし、味覚も衰えを感じません。そのぶん、辛いものや添加物が入っているものは極力食べないなど、心がけています」

御年71歳だが、精力的な服部さん。健康維持には、やはり食にも秘訣がありそうだ。

「コンクールでは1度に2キロほど食べなくてはいけないので、ふだんは食べ過ぎないように気をつけています。
厚生労働省から“健康大使”を任命されているので、食の不摂生で死んじゃった、となるとマズイからね、ハハハ。
朝食はご飯をお茶碗に軽く1杯と、長ネギを炒めて卵2、3個でくるんだオムレツ、具だくさんの味噌汁を必ずとり、あとは頂き物のお肉やお魚を。
基本的に家内が用意してくれます。昼は学校の先生方が授業のデモンストレーションで調理したものをチェックを兼ねて試食し、夜は会食に呼ばれることが多い。
お酒は付き合い程度。日本酒ならおちょこ2、3杯、ワインなら1、2杯。深酒できないタイプなんですよ」

酒好きの記者には、耳が痛い話である。

さて、服部さんは父親が創立した料理学校「服部学園」を継ぎ学校経営に従事するかたわら、「料理の鉄人」や「愛のエプロン」(テレビ朝日系)など料理バラエティー番組で活躍。
黒いマオカラースーツを着て、食や料理のうんちくをひょうひょうと語り人気を得た。

「学校経営を受け継いだ当時、ウチの学校の名前を知ってもらうにはメディアだろう、と考えたのがテレビに出始めた理由です。
最初は“みっともない”と反対した学校の役員も、学校の知名度が上がると応援してくれるようになりましたね」

26歳のとき、友人に紹介された4歳下の“家事手伝い”の女性と結婚。服部栄養専門学校から徒歩20分の自宅で夫人と2人暮らし。
息子2人は結婚して独立し、ともに学校経営を手伝っている。孫はいないそうだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/13063262/
2017年5月15日 10時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

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